国宝「松江城」を散策!(島根県松江市)
昨年の2015年5月、ようやく国宝認定された『松江城』をご紹介しようと思います
別名「千鳥城」とも呼ばれる松江城。
黒塗りの外壁が印象的で、高さ30mの6階建て。シャチホコの高さは2mもあります。
とても古いお城なのですが、正確な築城年代が不明だったため、
これまでずっと国宝指定が見送られてきました
でも最近になって、1611年と記された祈祷札(きとうふだ)が見つかり、
その札が天守閣の「地階」に打ち付けられていたことが証明されて、
めでたく国宝となりました
(現存する天守閣の中でも4番目に古いとされています)
「地階」は天守閣の入場受付からスグの場所にあり、見学できます。
写真中央の柱と、写真に写ってませんが左手の方の柱の2本に
札が打ち付けられていた穴が残っています。
ちなみに、この地階は兵糧攻めにあった場合に備えて食料を保管していた場所なのですが、
それに加えて飲み水確保のために井戸も設けられています。
天守閣に井戸が現存するのは松江城だけですので必見です
続いて、地上1~2階には刀や鎧などの展示スペースになっています。
ここで、松江藩の歴史を簡単にご紹介