神秘の「神の子池」(北海道斜里町)
摩周湖はアイヌ語で「カムイトー(神の湖)」と呼ばれていて、
その「カムイトー」の外輪山に降った雨が地下を流れ、
再び湧き出した所に「神の子池」と呼ばれる小さな池があります。
アイヌ語では「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」と名付けられています
ご覧のとおりの神秘的な色で、朽ち果てた木が年月の長さを感じさせます。
駐車場から池に向かう途中、小さな橋を渡るのですが、
その橋を渡ろうとすると突然すぐそばの木が折れ、
「神の子池」から流れる川に突き刺さるように倒れました。
そんな瞬間に遭遇し、人の侵入を拒んでいるようにも感じさせらる体験でした。
しかし、その流れる川は普通の色。
池の部分だけがコバルトブルーで、「オショロコマ」という淡水魚が
木漏れ日の中を泳いでいました。
周囲の環境や空気感が美瑛の青い池とは異質で、「神の子池」の名にふさわしい
神秘的な池でした。
場所はコチラ。道道1115号線から標識に従い、横道に入ると
未舗装のジャリ道が2kmほど続く、とても行きづらい場所にあります。
私が行った時、車高を低くした改造車がいたのですが、
たぶん底がズタズタになってるでしょうね