【日本神話をめぐる旅5】天石屋戸隠れ

前回は「三貴子サンキシ」と呼ばれる三柱の神様が生まれ、
その末弟「須佐之男命スサノオノミコト」が父に海の国の統治を命じられますが従わず、
天上界から追い出されることが決まった、、、というお話でした。

末弟「須佐之男命スサノオノミコト」は天上界を去る前に姉の「天照大御神アマテラスオオミカミ」を訪問し、
挨拶することにしました。

一方、姉は弟が攻めてきたと勘違いし、武装して迎えます

弟は邪心が無いことを姉に示すため、「宇気比うけい」を提案し、姉は了承します。

宇気比うけい」とは古代の占いで、あらかじめ宣言したことが起きるか否かで
吉凶や正否を判断するものです。

二神は「天安河原あまのやすがわら」の両岸を挟んで向かい合います。

天安河原あまのやすがわら」は、宮崎県にある「天岩戸神社あまいわとじんじゃ」の横を流れる
「天岩戸川」のことと言い伝えられています。

天安河原

そして二人は、お互いに子供を産んで、その生まれた子供の性別で
正邪を判定することにしました。

まず、姉が弟の剣を受け取り、そこから三柱の女神を生みます。

古代出雲歴史博物館に展示される銅剣。

銅剣

続いて、弟は姉の「勾玉まがたま」(古代の装飾品)を受け取り、そこから五柱の男神を生みます。

古代出雲歴史博物館に展示される勾玉

勾玉

すると弟は「邪心がないから私の剣から女神が産まれたのだ。」と言い、
勝利宣言してしまします

そして、その勝利宣言で弟は天上界に居座り続け、いたずらばかり行います。

困り果てた姉は「天石屋戸あめのいはやと」と呼ばれる洞窟の中に入って、
入り口を岩で塞ぎ、隠れてしまいます。

太陽神である姉が隠れてしまったので、世界は暗闇に包まれ、
悪霊が増えてたくさんの災いが起きます

天石屋戸あめのいはやと」は「天岩戸神社あまいわとじんじゃ・西本宮」の境内にあります。

天岩戸神社・西本宮

天岩戸神社・西本宮

社務所で案内をお願いすれば、神職さんが拝殿奥にある「天石屋戸あめのいはやと」へ案内してくれます。

「天岩戸川」の侵食でできた深い峡谷の岩壁に、幅18m、奥行き9mという大きい穴が
開いていて、それを川越に見ることができます(撮影不可)。



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