【日本神話をめぐる旅2】日本のはじまりと国産み

第2回は『日本のはじまと国産み』と題し、日本の創世記のお話です。

もちろん神話の世界なので史実ではなく、
古代人の精神思想を感じながら読んでもらえたらと思います。

まだ、天も地もない状況の中で天上界「高天原たかまのはら」が自然に生まれ、
その天上界に最初の神様「天之御中主神アマノミナカヌシノカミ」が誕生します。

この神様は『古事記』の日本神話に登場する最初の神様で、
ギリシャ神話では絶対神「ゼウス」が天上界を作ったのに対し、
日本神話では天上界がある状態で最初の神様が生まれます。

続いて、二柱「高御産巣日神タカミムスヒノカミ」と「神産巣日神カミムスヒノカミ」が生まれ、
以上、三柱を「造化三神」と呼びます。

別天津神と神世七代

ちなみに、神様を数える単位は「柱」。

日本には「八百万やおよろず」の神様がいると言われる通り、
神道しんとう」は唯一神の宗教ではないので神様を数える単位があります

これは、唯一神のキリスト教やイスラム教などを信仰する
世界の大多数の人にとって「クレイジー」な考え方なんだそうです。

さて、そんな「造化三神」は日本各地の「妙見宮」と呼ばれる神社で
お祀りされています。

そのひとつが大阪府交野市にある「星田妙見宮」。

星田妙見宮(小松神社)

星田妙見宮(小松神社)

正式名称は「小松神社」。

拝殿は階段を200段ぐらい上がった妙見山頂上付近にあり、
その奥に御祭神とする「織女石たなばたせき」がお祀りされいます。
(七夕伝承の地としても知られており、近くには天野川も流れます。

星田妙見宮(小松神社)の織女石

歴史は古く、今から1200年前の816年、ここに隕石が落ちたことをきっかけに
空海によって「妙見」信仰が行われるようになりました。

「妙見」とは天空をつかさどる「妙見大菩薩」を信仰する仏教で、
神仏習合によって「天之御中主神アマノミナカヌシノカミ」と同一視されるようになったとか。
(「神仏習合」については最後のあとがきに書こうと思います。

隕石は境内にある「登龍の滝」の滝壺に落ちたと言われています。

星田妙見宮(小松神社)の登龍の滝

ヘンな星のオブジェがチョット残念。

でも、頂上付近にある社務所前から眺める景色は最高です。

星田妙見宮(小松神社)

さて、「造化三神」の後に二柱の神様が生まれ、
ここまでに生まれた五柱を古事記では「別天津神コトアマツカミ」と呼んでいます。

続きまして「神世七代カミノヨナナヨ」と呼ばれる地上界をつくる神々が生まれます。
途中の青色と赤色に分けた神様から身体と性別ができます。



ブログの検索


リンク

2017年10月
MTWTFSS
« Jul  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031