【製作レポート】卒業ソング特集
| 22:07 | Category:楽譜制作レポート, ブログ |
まもなく卒業シーズンなので「卒業ソング」を特集します
あなたにとっての卒業ソングは
その答えは世代によって様々ですよね
でも曲を聴けば卒業式の色々な記憶が
蘇るのではないでしょうか
卒業ソングにはそんな魔法の力があると思います
最近は一口に「卒業ソング」と言っても
ズバリ「卒業」をテーマに書かれたものだけではありません
「旅立ち」や「桜」をテーマにした楽曲も増えて
定番から多様性の時代に変わってきたという印象です
卒業ソングとピアノの関係
卒業ソングとピアノの関係についてですが、
卒業式でピアノ伴奏に合わせて合唱する事が多いので
容易に結びつくかと思います
そもそも合唱はピアノ伴奏のイメージが強いですよね
合唱の伴奏といえば「いかにも!」という
お決まりの伴奏形がよく使われますが
これを聞くとなぜか安心するというか
懐かしい気持ちにさせてくれる効果があるように思えます
例えばこんな感じ
卒業ソングと言われる曲の中にも
このような伴奏形がよく見受けられます
懐かしい合唱を連想させるような
意図的なアレンジなのかもしれませんね
卒業ソングの楽譜をご紹介
というわけで、Fast Musicがピアノアレンジした
卒業ソングをいくつか紹介します
◆3月9日/レミオロメン
元々は結婚をテーマに書かれたらしいのですが
ドラマで使用された影響で卒業ソングの定番になりました
◆友~旅立ちの時~/ゆず
2013年の『NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)』中学校の部・課題曲
合唱曲としても親しまれています
◆道/EXILE
歌詞の内容が卒業にピッタリな楽曲。
シングルCDには合唱バージョンも収録されるため
こちらも合唱曲の定番になっています
◆手紙 ~拝啓 十五の君へ~/アンジェラ・アキ
2008年の『Nコン』中学校の部・課題曲として
書き下ろされた『手紙』を
自身の歌唱用にアレンジされた楽曲です
あとがき
例年に比べて寒さ厳しい今日この頃
私のまわりではインフルや風邪で
バタバタ倒れるもんですから、戦々恐々としております
あと一ヶ月ほど我慢すれば暖かくなると思うのですが。。。
春っぽい曲を聞きながら辛抱する日々です
皆様もお体を大事にお過ごし下さい
ということで、次回もお楽しみに
【製作レポート】安室奈美恵「Christmas Wish」ピアノ楽譜
| 22:26 | Category:楽譜制作レポート, ブログ, テレビ・映画・ラジオ情報, 音楽関連情報 |
クリスマスソングの季節がやってまいりました
ということで今回は
来年9月に惜しまれつつ引退される
安室奈美恵さんの「Christmas Wish」を
ご紹介します
ベストアルバム「Finally」に収録されたこの楽曲は
昨年に続き『セブンイレブン-MAGICAL CHRISTMAS-』の
CMソングとして流れています
鈴や鐘の音がいっぱいで
クリスマスのイメージ盛りだくさんの楽曲になっています
マライア・キャリーさんの
『恋人たちのクリスマス』に代表される
「タンタ タンタ タンタ タンタ」というシャッフルリズムが
飛び跳ねるハッピーなクリスマスのイメージを
演出しています
そして気づきにくいかもしれませんが
サビ部分で繰り返されるフレーズや
そのバックで鳴っている鐘の音、
階名でいう「シーラードーシー」というメロディー
これはジョン・レノン&オノ・ヨーコさん作詞作曲
『Happy Xmas (War Is Over)』の
War Is Over~
という部分を
彷彿させる内容になっています
これはきっと平和への願いを込めた
オマージュだと思われます
そんな特徴を盛り込んだピアノソロアレンジを
この機会にぜひ演奏してみてください
【製作レポート】大河ドラマ「おんな城主直虎」テーマ曲
| 00:05 | Category:楽譜制作レポート, ブログ |
今年も大河ドラマのテーマ曲をピアノアレンジしました
おかげさまで、2010年の「龍馬伝」から
8年連続、9作目となります
2017年大河の音楽担当はTV・CMや有名アーティストの
楽曲を数多く作曲されている菅野よう子さん
世界的ピアニスト ラン・ランさんの
ピアノをフィーチャーした楽曲で、
オーケストラとピアノが複雑に絡み合い
いわゆる大河っぽさの中にも多国籍な要素が含まれた
聴き応えたっぷりな内容です。
が、同時にピアノアレンジ泣かせでもあります
ピアノソロで表現するために
音の取捨選択を行うわけですが
今回の楽曲に関してはたくさんの要素がありすぎて
色々なパターンでアレンジすることができるかと思います。
しかしそこは「FastMusic」らしく。
いつも通りのコンセプト
「原曲のイメージを大切にしたアレンジ」で
仕上げました
今回は特に3つのポイントを意識してアレンジ