京都のへそ「六角堂」(京都府京都市)
建物が六角形の形をしていることから通称「六角堂」とよばれる「頂法寺」。
飛鳥時代に聖徳太子が建立したと伝えられ、京都の中心にあることから
「京都のへそ」とも呼ばれています。
聖徳太子は大阪の四天王寺を建立するため、材料の調達にこの地を訪れ、
泉で沐浴をしていました。
沐浴を終えて、持仏(じぶつ:身につけて信仰するための仏像)を持とうとしたら、
その場にくっついて動かなくなりました。
その夜、夢で仏像に「この地に留まりたい」というお告げを受けたため、
ここにお堂を建立し、仏像をお祭りしたのが六角堂(頂法寺)の由来なのだそうです。
ただ、発掘調査の結果、飛鳥時代ではなく平安時代に建立されたものではないかと
推定されています。
境内には、中央に穴の開いた六角形の石があり、「へそ石」と呼ばれるものがあります。
元々は門前の六角通にあったものを境内に移動したんだそうですが、
京都の中心を示す石なんだとか
本堂の納経所にお土産や御朱印などをしてもらえます。
ここの御朱印はカッコイイです
さて、六角堂に行くついでに必ず寄って欲しいところがあります。