金比羅火口災害遺構散策路(北海道虻田郡)

2000年3月、有珠山の山麓噴火の爪あとが残されている「金比羅火口災害遺構散策路」。
被害を受けた建物の一部が取り壊されずに保存されています。

金比羅火口災害遺構散策路

上写真は「桜ヶ丘団地」の1棟が保存されたもの。
1階部分は火山灰で埋もれており、被害の大きさがわかります。

2階部分のコンクリートがえぐれた部分は溶岩に押し流された橋がぶつかって出来た跡。
その橋も団地の近くで流れた着いたまま保存されています。

金比羅火口災害遺構散策路

こちらは、「やすらぎの家」という温泉施設だった建物。
内部まで火山灰が入り込んだ様子と、家財道具が当時のまま残されています。

金比羅火口災害遺構散策路

金比羅火口災害遺構散策路

散策路の周辺には、洞爺湖温泉街を守るために築いた砂防ダムが建てられています。

金比羅火口災害遺構散策路

北海道は自然豊かで、きれいな景色がたくさんある一方で、
自然の脅威を教えてくれる貴重な体験ができる場所もあります。
ぜひ立ち寄ってみてください

散策および駐車料金は無料です。
また、この近くに「西山山麓火口散策路」という所もあり、
こちらでも被災状況が保存され、見学することができます。

詳細は洞爺湖有珠山ジオパークhttp://www.toya-usu-geopark.org/ )を御覧ください。

場所はコチラ。「洞爺湖ビジターセンター・火山科学館」の近くから徒歩で散策できます。


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