消えゆく運命の「トドワラ」(北海道別海町)
国後島に最も近い場所にある「野付半島」。
この半島は砂嘴(さし)と呼ばれる特殊な地形になっています。
砂嘴(さし)とは、川から流れる砂などが海に流れ、
それが沿岸の海流によって細長く鳥のくちばし(嘴)のような形状で堆積してできる
地形のことです
太古の3,000年以上前から堆積と侵食を繰り返し、海面の上昇や下降も加わり、
長さ28kmに及ぶ日本一の砂嘴として、現在の姿になりました
「野付半島」の語源は、
アイヌ語で「ノッケウ(クジラの下顎)」と呼ばれていたことが理由とされています
そんな野付半島に「トドワラ」と呼ばれる地域があります。
この地域は江戸時代中期まで原生林が広がっていましたが、
地盤沈下による海水の侵食でトドマツ等が枯れ、
それが長い年月をかけて徐々に風化していく姿を今に残します。
もちろん、現在も風化が進行し、いずれ見れなくなる景色とされています
330度の大パノラマ「開陽台」と「ミルクロード」(北海道中標津町)
中標津(なかしべつ)町の小高い丘の上にある展望公園「開陽台」
頂上に「開陽台展望館」があり、330度の大パノラマが広がるということなので
行ってみました
神秘の「神の子池」(北海道斜里町)
摩周湖はアイヌ語で「カムイトー(神の湖)」と呼ばれていて、
その「カムイトー」の外輪山に降った雨が地下を流れ、
再び湧き出した所に「神の子池」と呼ばれる小さな池があります。
アイヌ語では「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」と名付けられています
「サクラマス」の遡上で有名な「さくらの滝」(北海道斜里町)
前回紹介した「弟子屈ラーメン総本店」を訪れた時に教えていただいた
「さくらの滝」という場所へ行きました
春には桜が咲き、秋の紅葉も美しい場所なんだそうですが、
一番の見所は6月~8月にかけて遡上する「サクラマス」の大ジャンプ
最近、人気の観光スポットになりつつあるようで、実際多くの観光客が来られていました