【日本神話をめぐる旅7】因幡の白兎

前回は天上界を追放された「須佐之男命スサノオノミコト」が地上界で「八俣遠呂智ヤマタノオロチ」を退治し、
櫛名田比売クシナダヒメ」と結婚するお話でした。

今回から「須佐之男命スサノオノミコト」の六世の孫「大穴牟遅神オホナムヂノカミ」の時代の物語になります。

大穴牟遅神オホナムヂノカミ」の兄神「八十神ヤソガミ」達は
因幡国いなばのくに」にいる美人で有名な「八上比売ヤガミヒメ」に求婚するため
出雲国いずものくに」を出発します。

その道中に「素菟シロウサギ」が毛皮を剥がされた状態で海岸に倒れていました。

素菟シロウサギ」が倒れていたとされる白兎海岸。
鳥取市街地の西側にあり、夕日の絶景地としても知られています。
私も夕日を撮りたかったのですが、雲が多かったので断念しました。。。。

白兎海岸

その「素菟シロウサギ」は元々「淤岐ノ島おきのしま」に住んでいました。

淤岐ノ島おきのしま」は現在の「隠岐の島」という説もありますが、
単なる「沖合の島」とも言われており、
上写真の島が「淤岐ノ島」と地元で伝えられています。

そんな「素菟シロウサギ」が、本土に行くため「和邇ワニ」(=サメ)をダマします。

まず、ウサギはワニに
「私の一族とあたたの一族はどちらが多いか比べてみよう。」と言い、
ワニを島から本土まで一列に並べさせます。

並んだワニの上をウサギは跳んで数を数えていきます。
そして、本土へ渡り切る直前でウサギはダマしたことを白状します。

それに怒ったワニは上陸直前でウサギを襲い、毛皮を剥ぎ取ったのでありました。

そんなウサギに兄神たちは「海水を浴びて、風に当たれば治る。」と言い、立ち去りました。

ウサギは素直に従いますが、傷が悪化してさらに苦しみます。

そこに兄神の荷物をすべて持たされた末っ子の「大穴牟遅神オホナムヂノカミ」が通りがかり、
苦しんでいるウサギに「真水で洗い、がまの花粉をつけなさい。」とアドバイスし、
傷を治してあげます。

出雲大社」の境内にある「因幡の白兎」をモチーフにした像。

因幡の白兎

ウサギは感謝し、「大穴牟遅神オホナムヂノカミ」に予言します。
『兄神達は「八上比売ヤガミヒメ」と結婚できず、あなたと結婚する』、と。

その予言通り、「大穴牟遅神オホナムヂノカミ」は「八上比売ヤガミヒメ」に求婚され、結婚します。



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