【日本神話をめぐる旅4】三貴子の誕生

前回は妻「伊耶那美命イザナミノミコト」が火神を産んで大火傷を負って死んでしまい、
夫「伊邪那岐命イザナキノミコト」が死後世界「根之堅州国ねのかたすくに」に行って連れ戻そうとしますが、
喧嘩別れしてしまうお話でした。

その後、夫は死後世界に行ったけがれを浄めるため、みそぎを行うことにしました。

その禊を行った場所として言い伝えられているのが
宮崎のシーガイア近くにある「みそぎ池(御池)」です。

みそぎ池(御池)

ここは宮崎市民の憩いの公園として整備されていて、とても広々とした閑静な公園です。

現在はご覧の池ですが、古代は川の一部だったとか。

みそぎ池(御池)

みそぎ池(御池)

みそぎ池(御池)

みそぎとは「体を水で洗い浄めること」で、
神社に参拝するとき手水舎で手を洗う行為として今に残っています

写真は島根県「神魂神社かもすじんじゃ」の手水舎。

神魂神社の手水舎

さて、「伊邪那岐命イザナキノミコト」は「みそぎ池」でまず、身につけていたモノを池に投げ入れ、
そこから十二柱が生まれます。

そして、自身が入水し、沢山の神々が生まれるのですが、中でも
左目を洗うと天皇家の祖先である太陽神「天照大御神アマテラスオオミカミ」が
右目を洗うと月の神様「月読命ツキヨミノミコト
鼻を洗うと出雲大社の主祭神「大国主命オオヌシクニノミコト」の祖先である
建速須佐之男命タケハヤノスサノオノミコト」が生まれます

この三柱を「三貴子サンキシ」と言います

父「伊邪那岐命イザナキノミコト」は太陽神「天照大御神アマテラスオオミカミ」を天上界の統治者、
月の神様「月読命ツキヨミノミコト」は夜の国の統治者、
建速須佐之男命タケハヤノスサノオノミコト」(以下、「須佐之男命スサノオノミコト」)は海の国の統治者として、任命します。

ところが、「須佐之男命スサノオノミコト」は海の国を統治しようとしません。
父「伊邪那岐命イザナキノミコト」はその理由を尋ねたところ、
母「伊耶那美命イザナミノミコト」に会いたいので死後世界「根之堅州国ねのかたすくに」に行きたいと泣いていました。

しかも、その泣き声で悪霊を呼ぶので、父は「須佐之男命スサノオノミコト」の
天津神アマツカミ」としての資格を剥奪し、天上界から追い出します。

追い出されることになった「須佐之男命スサノオノミコト」は姉の「天照大御神アマテラスオオミカミ」に
挨拶へ行くのですが、、、この続きは次回へ。。。

ちなみにその後、父「伊邪那岐命イザナキノミコト」は国産みで最初に産んだ淡路島に隠居し、
終焉を迎えます。



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