【日本神話をめぐる旅17】神武天皇の誕生(前編)

前回は「山幸彦ヤマサチヒコ」の妻で、竜宮城の乙姫様のモデルになった「豊玉毘売命トヨタマビメノミコト」の
出産にまつわるお話でした。

今回は、その出産で生まれた「鵜葺草葺不合命ウガヤフキアヘズノミコト」と乙姫様の妹「玉依毘売命タマヨリビメ」が
結婚して生まれた四柱の子供達のお話です。

四柱の息子はそれぞれ、「五瀬命イツセノミコト」、「稲飯命イナヒノミコト」、「御毛沼命ミケヌノミコト
そして初代「神武天皇」となる「神倭伊波礼毘古命ヤマトイハレビコノミコト」です。

四柱が生まれた場所とされる宮崎県高千穂町「四皇子峰しおうじがみね

四皇子峰

第13回で紹介した「高天原遥拝所たかまがはらようはいじょ」から歩いて行けます。
観光地として訪れる人が少なく、静寂で寒気のするような場所でしたが、
真下に道路トンネルがあると思うと若干残念な感じもします。

場所はコチラ。

さて、四柱の末っ子「神倭伊波礼毘古命ヤマトイハレビコノミコト」はもっと豊かな土地を目指し、
舟に乗って「やまと」=「大和」を目指す決意をします。

日向ひゅうが国から一行が乗ったとされる「おきよ丸」の模型(「橿原神宮」の拝殿より。

神武東征のおきよ丸

本当は夜明けに出港するつもりでしたが、予定が早まったため、
出立を見送りするつもりだった就寝中の村人達を「起きよ!、起きよ!」と起こして、
出立を見送ったんだとか
それで「おきよ丸」と呼ばれるようになったそうです。

四柱をのせて出港した「おきよ丸」。
しかし、次男「稲飯命イナヒノミコト」は母「玉依毘売命タマヨリビメ」の出身地である海の国へ行き、
三男「御毛沼命ミケヌノミコト」は「常世国とこよのくに」=海外の国に行ってしまいます
(おそらく、道中で死んでしまったという意味なんだと思われます。。。)

ただ、『日向ひむか神話』において、三男「御毛沼命ミケヌノミコト」は生誕の地「高千穂」に戻り、
「日向三代」と呼ばれる、天孫降臨した「邇邇芸命ニニギノミコト」、
「山幸彦」の異名を持つ「火遠理命ホヲリノミコト」、そして父「鵜葺草葺不合命ウガヤフキアヘズノミコト」を
「高千穂神社」(第14回参照)を建ててお祀りしたとされます。

また、高千穂に「鬼八キハチ」と呼ばれる悪神がいて、それを退治したと伝えられています。
鬼八キハチ」が投げたと言われる「鬼八の力石」(200トン)。

鬼八の力石(高千穂)

三男「御毛沼命ミケヌノミコト」はこれを投げ返したという伝説があります。

すぐ横に高千穂観光で絶対外せない「真名井の滝」があります。

真名井の滝(高千穂)

場所はコチラ。



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