【日本神話をめぐる旅16】豊玉毘売命の出産

前回は長男「海幸彦ウミサチヒコ」と三男「山幸彦ヤマサチヒコ」の兄弟ケンカの末、
長男が三男の家来になるというお話でした。

今回は三男「山幸彦」の妻で、竜宮城の乙姫様のモデルになった「豊玉毘売命トヨタマビメノミコト」の
出産にまつわるお話です

三男「山幸彦ヤマサチヒコ」は前回のお話の通り、長男に釣針を返すために地上界へ戻りましたが、
妻「豊玉毘売命トヨタマビメノミコト」は妊娠していて、そのまま海神の宮殿にいました。

しかし、地上界の夫との間に生まれる息子であるという理由から
出産は地上で行う必要があると考え、地上界に行きます。

その行き着いた場所が現在の宮崎県日南市にある「鵜戸うど神宮」とされています。

鵜戸神宮

日本全国たくさんの神社がありますが、洞窟の中に本殿があるのは非常に珍しいです

鵜戸神宮

鵜戸神宮(本殿)

豊玉毘売命トヨタマビメノミコト」は亀に乗って、地上にやって来ますが、
その亀が石化した「枡形岩ますがたいわ」が境内にあります。

鵜戸神宮(枡形岩)

亀の背中にくぼみがあり、しめ縄の内側に玉を入れたら願いが叶うとされます
玉は5個100円で売ってます。

鵜戸神宮(枡形岩)

また、男性は左手、女性は右手で投げることも条件です
(男性は利き腕が左なら得ですね 逆に、左利きの女性は損ですね

「山幸彦」は産屋を建てようとしますが、中が完成する前に産気づいてしまいます

妻は「出産中は覗いてはいけない」と言い、産屋に入りますが
「山幸彦」は覗いてしまいます

すると、そこには「大和邇おおわに」=サメの姿になっている妻がいて、驚き逃げ出します
本当の姿を見られた妻は出産後、怒って海に帰ってしまします

このような逸話から、「鵜戸神宮」は安産のご利益(?)があるとされます冷や汗 (顔)

本殿裏側には「お乳岩」と呼ばれるものがあり、
息子のために自分の乳房を岩にくっつけて海に帰ったとされます

鵜戸神宮(お乳岩)

そこから滲み出る「お乳水」は安産や育児、身体健全のご利益があるとされます

また、この時生まれた息子が「鵜戸神宮」の主祭神「鵜葺草葺不合命ウガヤフキアヘズノミコト」で、
初代「神武天皇」の父親です

つまり、竜宮城の乙姫様は初代天皇のお祖母様ということですねほっとした顔

ということで、場所はコチラ。

駐車場から本殿まで5~10分程歩きます

鵜戸神宮



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